甲状腺機能低下症は不妊の原因になるの?
不妊症は赤ちゃんがほしいカップルにとって
非常につらいことです。
「どれだけ不妊治療を受けても妊娠しない」
「人工授精をしても妊娠しない」
そうなると、「自分の不妊症の原因っていったい何?」
とぶつけるところのない怒りにイライラしてしまうでしょう。
そんなつらい不妊症。
原因の一つに甲状腺機能低下症があるのをご存知ですか?
甲状腺機能低下症とは、何らかの原因で甲状腺ホルモンの量が
減ってしまう病気です。
実は甲状腺機能低下症になると甲状腺ホルモンの量が減るため
脳に「甲状腺ホルモンの量が少ないよ!」と指令がいきます。
その結果、脳はプロラクチンというホルモンの分泌を指令します。
そして高プロラクチン血症という病気になるのです。
プロラクチンというホルモンは妊娠を維持したり
出産後母乳の分泌に関わるホルモン。
そのため、妊娠していない生理がくる時期には
プロラクチンはむしろ邪魔な存在なのです。
しかも、プロラクチンの量が増えることで
体が妊娠している、あるいは授乳中だと勘違いし生理がこなくなります。
結果、不妊症になるわけです。
まとめますと、
甲状腺機能低下症
↓ ↓ ↓
甲状腺ホルモンの量が減る
↓ ↓ ↓
脳がプロラクチンの分泌を指示
↓ ↓ ↓
高プロラクチン血症になる
↓ ↓ ↓
生理がとまる
↓ ↓ ↓
不妊症になる
という流れです。
したがって、不妊症を治すには
甲状腺機能低下症の治療が必要です。
治療は甲状腺ホルモンのお薬を毎日飲むことです。
あと、お医者さんによっては高プロラクチン血症の治療薬として
こちらのお薬を使うこともあります。
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