男性のホルモン補充療法による副作用は?
ホルモン補充療法は
・女性の更年期障害の治療
・男性の更年期障害の治療
に使われることが多いです。
ホルモン補充療法は男性にも女性にも行われることがあります。
ただ、
・女性のホルモン補充療法はエストロゲン
が中心です。
つまり男性と女性では補うホルモンが違うわけですね。
ここでは男性にホルモン補充療法を行った時に起こりうる副作用について解説します。
男性のホルモン補充療法による副作用
男性にホルモン補充療法を行うことで副作用が起こることがあります。
まず男性のホルモン補充療法ではテストステロンという男性ホルモンを注射します。
テストステロンが体に入ることで起こる副作用としては
・ヘモグロビン濃度が上がる
・前立腺がんのリスク
・肝臓がんのリスク
などがあります。
他にも副作用として
・肘、肩、背中、お腹に赤いブツブツができる
・舌や喉がしびれたような感覚がする
などが起こることがあります。
上記の副作用の中でも肝臓がんや前立腺がんは命に関わります。
前立腺がんや肝臓がんは超音波検査と血液検査を組み合わせることで診断が可能です。
ですから、たいていのクリニックでは男性にホルモン補充療法の治療期間中、
何か月かに1回は血液検査や超音波検査を行います。
以上で男性にホルモン補充療法を行った場合に起こりうる副作用についての解説を終わります。
こちらも参考に!⇒男性更年期障害の治療期間はどれくらい?
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